watermelonのブログ

2016年医学部受験体験記・医学部受験情報

国立受験の後悔

私立医学部に進学させたことに全く後悔はないのですが、ずっと国立受験を考えていた割には、早い時期に調べて見るという姿勢に欠けていたことには後悔があります。


娘は国立受験に自分の力で間に合うかと不安を持ちつつも、ずっと国立を受験する気持ちでいました。ただ、親も本人も地方国立は考えていなかったので、ほぼ自宅から通える範囲の国立しか考えていませんでした。それは東京に住む受験生としては厳しい選択になるだけでした。社会も1科目分真剣にやらなくてはいけない、足切りもある、2次試験までずっと自分を保たなければいけない。

本当に国立だけでと思うのであれば、子どもの力を考え、さまざま選択肢を広げられたかもしれません。


地方国立の場合、社会科が現社や倫理でも受験ができる大学があります。この場合、社会1科目の負担がだいぶ軽減される可能性が高いのです。また、センター試験での足切りがなかったり、得点率も9割を切っても問題がなかったりします。最終的に受験するしないは別として、良く調べるべきだったと思います。早いうちにオープンキャンパスに行くことや大学案内を入手した方が良いとお伝えした理由はここにあります。


塾の先輩で琉球大の医学部に進学された方がいます。東京近郊の国立、私立ともにずっと厳しい判定で浪人するだろうと言われていたそうですが、どうしても現役で国立でと決めて受験され、合格したとのことです。その強さは娘にも私にもありませんでした。


どんなことに重きをおくのかも受験そのものを左右する要因になると思います。