面接3
面接をどのくらい重視しているかは個々の大学によると思いますが、特に面接を重視しているであろう大学での面接は心を砕きますね。
娘が一次合格後、実際に準備した質問はこれらのものです。
・医師志望理由
・本学志望理由
・理想の医師像
・アドミッションポリシー
・学是、学是に対して思うこと
・自分自身について
・長所と短所
・自己PR
・部活動
・趣味
・志望する診療科
・受験全般に対しての取り組み方
・チーム医療について
・寮生活について
これらの中で一番考えさせられたのは、本学志望の理由でしょうか。アドミッションポリシーもそうですが、どの大学でも求める医師像がはっきりしていますが、それを本学志望の理由とするとただただコピーしたような答えしか出てこないわけです。いかに自分の言葉にするかが難しかったようです。
オープンキャンパスに参加するとどんな学生を求めているか、大学がどのように教育をしていこうと考えているかについての情報を得られると言いましたが、その時点でメモしてきたことをもう一度自分の中で言葉にし直す作業をしていました。
面接の時間の長かった大学では用意したことのほとんどにふれられたようです。
面接の際、ある程度時間が経った時に
「よく勉強されて面接に臨んでいますね。」
と言われたそうです。練習している時に
「この大学に行きたいので私を見ていただくと思う気持ちでやろうね、合格しようと思うのでなく。」
と娘には言っていたのですが、この大学に行きたいという気持ちで研究したというところを汲んでいただけたようです。
「将来はどの診療科に進みたいですか?」
「大学に入ってから勉強して変わるかもしれませんが、今は〇〇科に興味があります。」
これは想定内の質問でしたが、
「基礎医学って知っていますか」については、さわりしか知らなかった娘の答えは
「言葉は知っていますが、まだ勉強不足で分かりません。」
でした。特段それに何かを言われなかったようですから、分からないことはそれでも良いのかもしれません。もちろん、答えられるのでしたら一番良いのですが。
順天堂大学では資料を持参すると申し上げましたが、その資料に関しての質問もあったようです。
部活のことと、いただいた賞状の中に書道のものがありましたのでそれについてでした。
書道では何という字を書いたのかでしたが、すっかり忘れていた上にその書いたものはないの?には戻ってきたかどうかも覚えていない始末。とどめは大学に入ったら何という字を書いてくれますかに、学是等を言えたらよいのに『希望の朝』‥‥小学生か。今となっては笑い話ですが、面接官の先生もびっくりの返答ですね。
でも、丁寧に「それはどうしてですか?」とフォローして下さったそうです。娘はその時からもっと入りたくなったよと言っていました。
一次試験合格後でも時間はあると思います。
願書を書いた時点でコピーをとり、大学案内などと合わせてそれぞれの大学毎にクリアファイル等に入れて保管しておけば良いと思います。
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