watermelonのブログ

2016年医学部受験体験記・医学部受験情報

小論文

ほとんどの医学部の二次試験には小論文があります。

小論文の書き方だけでも講座がある医専予備校もありますが、実際小論文まで行く前段階の一次試験に時間を割いているわけですから、一次合格時点で小論文とはどんなものかと考えれば十分という感じかもしれません。


ただ、娘は塾の小論文講座に2回だけ参加しました。医学部系の小論文テーマを出してくれる回だけの参加です。10月頃でしたが、模試の合間の日曜日の午後に時間を計って書き、添削をしていただきました。なにも分からずに行くというのは怖かったので半日を2回分はちょうどよい感じでした。

やってみて、医学部系の小論文は一度は書く機会があるとおよそのポイントが分かって良いかもしれないと感じました。



東邦大学の医学部は小論文がありません。代わりと言う訳ではないのでしょうが一般教養のテストがあり、一次合格後に考慮されて面接とで二次合格が出されます。これは斬新な感じに思われました。面接も集団面接の後、個人面接がありどちらがどう点数化されるのか分かりません。このパターンは他に例が無いような気がします。



二次試験から合格発表までに時間のない大学は小論文・面接は重視しないのかも知れません。翌日発表の昭和大学を考えると250名強の小論文・面接点をつけるのは無理ですから、ほぼ一次試験の点数で決定し、よほど人物的に問題がない限り合格に番号がないことにはならないようです。



順天堂大学は有名な小論文形式ですね。一枚の写真や絵を見てテーマにそって小論文を書きます。今年は1950年代のアメリカの美術館?の中から外を見る少年の前に広がる風景についてでした。この小論文は一次試験の最後に書いてありますので、二次の面接の際にはその内容にもふれて面接されたようです。

内容はかなり多岐にわたっていても、きちんと自分が書いた内容について説明できればよいようですが。



私の勝手な推測をですが、突然出されたテーマに対してある程度の内容で文章が書けていること、つまり瞬時に何を求められているかを読み取り対応する能力があれば、一次試験を突破できるだけの力はあるということで大丈夫な気がしていますが、甘いのかしら。