watermelonのブログ

2016年医学部受験体験記・医学部受験情報

娘がやめたこと、やめられなかったこと

受験期間に親として気になるのはスマホとの付き合い方ではないでしょうか…。


ある日、「今日から検索エンジンは封印する。」と言いだしました。何かを調べるために開けてもついついネットサーフィンをしてしまう、ふと気がつくと時間がかなり過ぎていることに思い当ったようです。ロックをかけるナンバーを友人に設定してもらい、受験が終わるまで開くことはしませんでした。どうしても化学や生物で知りたいことができると私のスマホを貸してと言っていましたが。


ただ、SNSのいくつかは止められませんでした。Lineが連絡手段となっていることが一番の理由です。それと多少の息抜きとしてInstagramを見ることはしていましたね。自分の情報発信はしていませんでしたが。図らずも受験準備となってしまった先輩たちはある日突然そういったものからいなくなっていたようですが、受験が終わると次々Instagramに復活し消息が分かったそうです。この辺りの自制心が大切なのかも知れません。


逆に食事中のテレビを始めました。もともと食事中にテレビを見る習慣はなかったのですが、20分から30分程度の間に録画してある番組を何回かに分けて見ていました。何も考えずにお気に入りのアイドルグループの番組を観ることが楽しみだったようです。観たいドラマは全て録画を頼まれましたが受験が終わるまで観ることはありませんでした。


どちらにしても大学受験中は集中とリラックスを上手に繰り返すことがポイントになるようです。


それぞれの考え方に沿って自らのルールを作りだせるかが大学生になる道なのではないでしょうか。

模試への取り組み(高校生になった頃)

現在高3の方はこれから数多くの模試を受けられると思いますが、高1の方はどのように模試を受けていらっしゃるでしょうか。


娘は中3のに後半に駿台模試の高1のものを、高1の時に高2の模試を受けていました。そこで計ることができるのは主には英語の力だと思います。先日お話した通り、娘の中学はほとんど先取りをしていませんでしたので、中3のころの数学は偏差値40を割り込む程度 国語は現国でそこそこ点を取り、漢文はほぼ白紙、古典がちらかほら〇がある感じでしたが、唯一英語は偏差値が60前後と言う状況でした。高1になってもあまり変わりはありませんでしたが、古典・漢文は学校でも授業が始まった分くらいわずかに出来るようになってきました。


なぜそのような形で模試を受けてきたか。それは一学年上の模試を受けることで、一年後に求められるものをおぼろげながらに感じ取っておきたいと考えたからです。特に塾に通っていなかった娘にとって普段の学校での授業をしっかり取り組んでいくことが後々力になっていくことを知る機会でもありました。

何事にも基礎は大切です。授業中に塾の宿題を内職して学校の成績はそこそこでよいと考えられる方もおられるでしょうが、学校で学べること、勉強だけでなく人間関係を構築することや部活をしっかりやってこその大学受験と考えてもいました。

母親の私が少しばかり教える立場にあることもありますが、子どもが成長するのには集団の中で学ぶことが大切だと思っていたので、少なくとも高2までは内職をしないで欲しいと思っていました。時間には限りがありますので何を中心に置くかが受験生活の中でも大切だと思います。


高2では高2の模試を受けました。一年前と比べてどの程度出来るようになったかを見て行きましたが、数学は先取りをしている方々には追いつくこともできず散々な成績でした。高1の頃は英語のみ解き直しをしていましたが、高2からは英語に加えて数学の一部(途中までは解けたものの見直し)と国語の解説を読むようにしていました。


高3の模試は既卒生がいますから同じように受けて見ることは無意味でしょうね。


部活が日曜にあるような場合は部活優先でよいと思います。


4月の初め

4月の初め頃、一番悩んでいたのは数学の遅れでしょうか。中学受験をして入った学校は理系進学が多いと言われながらも数学が弱い学校でした。中高6年間で教科を進める場合、先取り学習をするようですがほとんどそういったことがなく数学にはほとほと手を焼いていました。高校2年の1月から塾に通い始め数Ⅲ速習コースを取った頃、高校の他の方々はもっと前から塾に通い履修済みでしたね。

これは焦りました。この焦りがその後の様々な場面でより厳しい状況を作ったような気がします。

苦手科目があると本当に厳しくなるのが医学部受験です。得意な科目をより伸ばし、早いうちに苦手科目を普通にできるレベルに上げていかないと最後までその科目にくわれます。

とはいえ、それが出来るくらいならと思いますが。


ただ、いずれ書こうと思っていますが、乗り切る戦略もないわけではありません。


数学がネックになりそうな方は、決して焦らないこと、計画を立て進めていくこと、そして夏休みまでは基礎的な内容をこなして行けばよいと思います。


模試で恐ろしい結果がでても大丈夫。焦ることが一番の敵です。まだまだこれからです。