watermelonのブログ

2016年医学部受験体験記・医学部受験情報

スケジュール

4月の初めに数学に焦っていたと書きましたが、その後塾の一学期が始まると少し落ち着いてきたような気がします。それは学校の授業が始まり生活のペースができたことと、大まかな見通しを塾に合わせた事が良かったのだと思います。


娘は学校での授業のうち、数学(ちょっと期待できない授業でした)は配られるプリントの中で自分の必要なものだけをして、ほとんどの時間は塾のプリントをしていました。いわゆる内職です。でも、そのほかの科目は学校で勉強すべきものとして授業時間中に終わらせるようにしていました。中間テスト・期末テストに関しての勉強は高2ぐらいから見直し程度でしたが、高3ではすべて普段の勉強で終わりにしていました。時間はいくらでも欲しいところですが、センター試験も受ける予定であれば現国・古典・漢文・倫政は授業でカバーするのが効率的です。学校は1,2学期センター試験準備と勉強予定に組んでいたことになります。


全体のスケジュールは、塾のスケジュール、一学期に各教科とも基本的な問題を網羅し、夏休みにその基本を踏まえたテスト形式のゼミ、9月からはテストゼミという形で履修するというのですが、その通りにひたすらやり続けました。

自分で計画を立てることは現役生には難しいかもしれません。学校に行っている時間に加え、やるべき巨大な山を全部見てしまうと圧迫感が強くなり前に踏み出せなくなるようです。


それぞれの科目でやるべきこと、参考書等は細かくあるのですが、大雑把に一学期は基礎・夏休みはその復習と参考書の網羅・二学期はテストゼミによる積み上げと考えていたようです。


現役生は全ての模試が終わったあとから受験のその日まで伸びると言われたことを信じ、自分の選んだ塾を信じてただやり続ける方が良いのではないかと終わってみると思われます。

なぜ文系でもいけた?

医学部に進学したのですよね、ばりばりの理系でしょうと言われて、苦笑する親娘です。中学受験の時から国語に時間をかけたことがなく、社会科は興味がないだけで暗記科目と割り切れば大丈夫という娘は紛れもない文系娘だったのです。


そんな娘が医学部を目指しました。あの、厳しい数学があってもです。中学受験の時の仲間と春休みに同級会を開いたのですが、昔からの実績で?全員にまさかね~と言われたそうです。


娘のとらえ方は医学部は理系といえば理系、でも理系もどき…という感じで頑張ってきました。数学も物理もメインで使うものではないと。

国公立を受験しないのであれば、国語・社会科は全く必要ありませんし、小論文が科せられる二次試験でも通常の日本語力があれば十分だと思います。文系科目の出る幕はありません。でも、英語を中心にして物理をはずし、数学をメインに考えなければ弱くても勝てますと頑張れるのです。


医学部の受験では弱い科目があることは厳しい状況に置かれることは間違いありません。ですが、その科目が数学である場合まだ救われることがあるのです。それは配点によって英語がそれを補完してくれる可能性あるからです。ですから、単に偏差値で学校を考えるのでなく配点をしっかりと把握することが何より大切です。


物理と生物の問題もありますが、数学が厳しい以上、そこはやりぬくしかありません。ちなみに入学後、生物選択者には物理・物理選択者には生物が必修になりますので受験でない勉強はついてきます。


数学弱いみなさん、頑張れ!

部活

娘は中学から続けている部活を高校2年の10月まで続けていました。その後はお手伝いにまわり高3の夏休み後まで何かとお手伝いで部活に参加していました。朝練などはなくなりましたが、仲間と集まっている時間は良い息抜きとなったようです。


部活をしていると十分な勉強時間が取れないのではないか、子どもが部活に熱心であればあるほど親は心配になります。朝早くから出かけ、部活から帰ってソファで寝てしまっていたりすればなおさらです。

でも、どうなのでしょうか。その時間をすべて勉強に向けられるのか、部活をすることで得るものより勉強時間の確保の方が大切なことなのでしょうか。


実際、勉強だけに多くの時間を費やした人も多いのだとは思います。でも、この先、医師として多くの人の命にかかわる仕事に就こうと思っているのであれば、何事にも全力で向かっていく力こそが必要だと思うのは理想論すぎるでしょうか。


入学してからの娘を見ていると部活の先輩方が良く面倒を見てくださっています。活動も盛んですし、兼部している人も多いようです。部活を理由に勉強ができないというような人は部活をやめてもできない、勉強ができない理由を部活のせいにするものはいるが、とも言われているようです。


医師になりたいという気持ちで勉強をしていても、この部活だけはやめられないというほどの部活に出会えた子どもは幸せだと喜んで見守る親でありたいと思います。