化学
久しぶりに娘と大学の勉強の話になりましたので、その後で受験の時の化学について聞いてみました。
化学は高3の1月から塾で勉強を始めました。塾では週1回4時間分野別に講義があり、前回の復習として小テストがある形式でした。学校での勉強が受験に必要な範囲をすべては網羅できていなかったので、塾の学習が化学の柱になりました。
気体は理解までに時間がかかり、平衡は計算間違いがあるなど危険な個所がありましたが、総じて好きだと思いつつやることが徐々に力となってきました。
数学も、本当は嫌いではないのです。できないだけで‥。
夏休みには標問と重問をやりました。標問は2周できましたが、重問は1周がやっとだったそうです。その頃、ガンガン進んでいる方々は重問を2周できたとかいうので、時折「だめだ~、無理だ~。」と叫んでいました。
9月からテスト形式ゼミが始まりました。その際、講師から指摘されたのは『点数にこだわる貪欲さがない。難しいだろうと思われるテストでもそこそこの点数、サービス問題だというテストでもそこそこ、テスト自体を楽しんでいるようにみえるよ、このままではいけないよ。』ということでした。
化学が面白くなってきて、何が何でも点数をとるということよりも問題の中に新しい発見を求めてしまったりしていたようです。
10月の駿台模試の辺りから本腰が入ったでしょうか。ようやくそれなりの点数が出始めて、英語・化学・生物で点数を取ろうの形に近づきました。
あまり参考にはならないと思いますが、一番大事だと思っているのは
丁寧に問題に取り組むこと
に尽きるということです。何周もできたというより、確実な1周を作った方が数科目をまんべんなくやり続けなければならない中では価値があるようなのです。
やった回数に満足してしまうと関連する問題にはぬけができます。2周緩急をつけてやれば、あとはテスト形式でも力が発揮できます。
「理科2科目は高3の1年間でやりましょう。」
塾講師の言っていた意味が分かったのは高3も終わる頃でした。強い柱(娘の場合は英語)と問題はあるが少しずつ固めなければならない数学を高2まで必死にやることで、受験の形にできたのです・・。
がんばれ、受験生!
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。