勉強の柱
なぜ、文系の娘が医学部に行かれたのかの続きです。
役立った予備校情報でも書きましたが、受験の際に科目の配点はかなり重要な部分を占めていました。
なぜなら娘の場合、理系科目の要、数学が厳しかったからです。
数学が得意な子は当然ながら数学的な力を必要とする物理も得意科目になります。物理の場合、ある程度時間勉強をしていくとグンと力を発揮できるようになると言われています。物理は生物に比べ、より出題範囲を絞り込みやすい科目ですから受験に強い2科目を作ることができるわけです。男子はとくにこの傾向がありますね。
数学が得意でない場合には選択する科目が決まってきます。生物選択です。生物は大学にもよりますが、毎年出題される傾向にある分野が3~4割でしょうか、その分野でも出題のされ方や問われる範囲が多岐にわたる場合が多いのです。この1題を解けたとしてもそれが実際の試験の時に得点源になるかは分かりません。生物は柱にしにくい、難しい科目ですね。
では何を勉強の柱としてやっていくか。
英語です。
英語を重視する大学は結構多いのです。英語の配点の高いところで十分に力を発揮でき、かつ理科2科目を伸ばせれば文系に近い理系の子が戦える事になります。
英語は努力の科目かもしれません。英語は言語ですから、その人が何語を話しているかの違いだけで、ひらめきやつかみのよさなどは必要ありません。数学とはそのあたりが違います。数学には紛れもなくセンスが必要ですし、つかみのよさが勉強にかける時間を左右します。
数学が厳しくても英語配点の高い大学を中心に大学を絞り込むことで合格が見えてくることもあります。模試でも判定の部分では科目配点が係数化されています。これも目安になりますから、打つ手はあるとあきらめずにやっていきましょう。
入学後、理科の選択科目によってやっていなかった1科目を履修しなくてはならなくなるとお伝えしましたが、英語に関してはどの大学でも続くようです。論文を読むにも書くにも英語は必須ですから。
と言う訳で、強い英語をつくろう! 頑張れ受験生
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