watermelonのブログ

2016年医学部受験体験記・医学部受験情報

夏休みの勉強時間

夏休みを42日と仮定して、受験生は何時間くらい勉強するものでしょうか。


高校でも塾でも目標は500時間と言われていました。

1日12時間で504時間になる計算です。仮に生活時間を10時間とすると14時間残る計算になりますから、その中で集中する10〜12時間を確実にとれば良いのですが、結構キツいです。


あえて10時間と言ったのは、本当に集中している10時間があれば、周辺で2時間くらいは英単語や数学の小問を解いていたりする時間があるからです。集中しない14時間は意味がありません。

集中するしないは別として、座りづけの14時間もきついですが。


生物3日で2周の時は、14時間ぶつぶつ唱えながらやり続けていましたが、端で見ていても倒れるのではないかと思うほどでした。途中で英語の勉強を挟んでいましたが、これが息抜きですぐに生物に戻っていたのにはわが子ながらすごいものだと思いました。


受験生に必要なものは自覚だと良く言われていますが、自覚があっても自分に常に厳しくできるとは限りません。

そのためには塾であったり、友人であったり何らかの刺激が必要なのかもしれません。


この段階では親は何も言えないのです。

親の頑張ってなどという励ましは頑張っている子どもにとってはやる気を削ぐ事にもなりかねません。

仮にサボっていたとしても、それも時にはなくてはならない時間である事もあります。

親は心配ですから、少しの時間もゆっくりしていると大丈夫かと思ってしまい、ついつい声をかけがちですが。


娘はメモ帳にその日の勉強内容と時間を記入して星取表のように できたできないをつけていました。

500時間を達成できれば八合目と思えたのかも知れません。ようやく既卒生に少し追いつけた自信がもてると言う意味でも、やり切りたかったのです。


結局、終業式前の家庭学習日を入れて500時間を何とか達成したようです。


後からですが、オープンキャンパスに行った日などは7、8時間くらいしかできていなかったのですが、学ぶべき事があったと評価してプラス4時間にしておいた(笑)と言っていました。


オープンキャンパスで大学のアドミッションポリシーや先輩方のお話、大学生活について伺った事が役立った事も多かったので、満足度のある1日はそれで良しなのかもしれません。