watermelonのブログ

2016年医学部受験体験記・医学部受験情報

勉強のペースづくり

夏休みを除いて、現役受験生には学校の授業という足かせがあります。学校の授業をフル活用してセンター試験の準備をすると無駄がないと思っていますが、いわゆるそれ以外の受験勉強は学校から帰ってからの時間の遣い方に工夫が必要です。


高2の3学期に受験生としての勉強を始めたのですが、あまりに思い通りにならなくて焦りばかりが募りました。今日はこれをやろうと考えていても最初の1題でつまってしまって、結局時間をかけた割には予定の半分にもいかなかったり、学校から帰って疲れてしまい、ふと気がつくと何時間かが過ぎてしまっていたりとどう考えても空回りばかりでした。


どう克服するか。


娘が考え出したのは1週間単位での勉強時間管理です。まずは曜日によって帰宅時間が違うので、日々取れる勉強時間をおおよそ何時間と割り出し週単位でできたかどうかを見ていきました。小学生ではないので、1日3時間できていたから◎とかそういうことではありません。土日を除く1週間でできる総時間を自身の感覚でやれたと思うかどうかで計っただけです。


1週間のうち3日は数学・英語・化学のために塾に言っていましたので、それ以外の日を頑張れたかどうかと考えていただけですね。


日曜日は全体の調整日でした。日々のつけを払う日でもありました。


だいたいこんなペースで時間配分はいけそうだと感じたのは連休明けでしょうか。それまでは毎日のように「できなかった~。」を繰り返していました。


それは連休明け頃、完璧主義と最善主義という時間に関してのコラムを見つけて「今ここから変えられるねえ。」と仕切り直しができたようです。



ある受験生が朝からこれだけの事をやろうと考えていたが、目覚めたらもう昼近かった。彼は、もうこんなに予定がくるってしまった、今日はもう駄目だとあきらめてほぼ1日を無駄にしてしまう。こんな毎日が続いていた。

ある時良く勉強のできる友人と話す機会があった。彼も昼まで寝てしまうこともある。でも、彼はそこからでもできる事をやっていくと言っている。


ここが違いか。自分はできもしないくせに『完璧主義』だから1時間でも予定がくるえばもう1日が全て無駄になったとあきらめてしまう。彼は『最善主義』1時間予定がくるったら、その1時間以外はできる事をできるだけ頑張ろうと最善を尽くす。それなら自分も考え方を変えれば1日全てを無駄にすることはない。こちらに変えよう。まず1歩考え方を変えて頑張ろう。


といったような趣旨だったでしょうか。


1週間でやりたい勉強内容と1週間で取りたい時間を確保していくことの積み重ねが現役生の勝利への第一歩なのかもしれません。


連休にまた自分自身を見つめ直して、がんばれ 受験生!!